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2011.06.27
納入レポート:本多劇場

「演劇の街:東京下北沢」というキャッチフレーズの所以、本多劇場。
プロセニアムにElectro-Voice®を導入
― 演劇専用劇場の設備がさらにパワーアップ ―
プロセニアムにElectro-Voice®を導入
― 演劇専用劇場の設備がさらにパワーアップ ―
1982年11月3日に開場した本多劇場は、初めての音響設備改修工事を行いました。本多劇場は、386席の1フロア。演劇専用劇場として設計されており、舞台・顧客設備が充実しています。2011年1月の音響設備改修工事の時のお話しを、本多劇場 舞台部の北澤 吉明(きたざわ よしあき)氏に伺うことが出来ました。

―改修に至る経緯を教えてください。
本多劇場が開場29年目になるのですが、当時設置したプロセニアムのスピーカがアルテック社製でした。中のユニットを交換しながらずっと使用してきましたが、3~4年前からいよいよ限界にきたようです。完全にドライバ自体がヘタッて、音がびびったり掠れたりするようになってしまいました。音質が柔らかく、音響さんのファンも多かったプロセニアム・スピーカでしたが、音が出なかったりする場面もあったりして、さすがにもうこれは限界じゃないかということで改修に至りました。

これまでの演劇といえばパワーのある音を要求するような芝居も少なく、A7をフロントに置き、プロセニアムのスピーカを使えばとりあえず事が足りていたのですが、この十年来、パワーを必要とする芝居が多くなりました。それなりに打ち込んで音を出すような形が増えてきていますね。芝居のキャラクタによっては、信じられないくらいにスピーカを積まれる乗り込みオペレーターさんもいらっしゃいます。演劇の音響さん自体が色々とスピーカを持ち込むようなふうになっているのが多いと実感しています。そういった時代背景もあって、私どもの手持ち機材だけだとパワーが弱いなとも感じていました。
入れ替わったおかげで、台詞劇にはあれで十分だという声が多く、有難がっていただいてますね。我々はカラムを持っていないので、サイドカラムが欲しいという人用に、ZX3とアンプを買い足しました。クランプでバトンに吊って使います。.
―改修後、私たちは色々な問題点を解決するお手伝いは出来ましたでしょうか?
はい、とっても楽になってます。まずスタッフからの苦情がなくなりました(笑)。そしてやはりパワーがありますね。年に数回、うちのスタッフだけでやる落語会があるんです。落語家さんは演技の一貫で台詞に強弱をつけるので、ある程度レベルを取っても突然大きな声を出す場面があります。そんなときはEV-InnovationシリーズのEVFスピーカシステムですとその状況に対応できるといいますか、音がびびらずにちゃんと台詞が出ます。

―デモンストレーションはされましたか?
勿論、4社で鳴き比べました。今回は予算とパワー重視で選定しまして、Electro-Voice®が一番コストパフォーマンスが高いんじゃないかと、オーナー含め、スタッフの意見が一致しました。実際に吊ってみて、十分なパワーに驚きましたね。
―お客様の反応はいかがでしょうか?
この劇場の造りが、客席の傾斜が結構きつくて、後ろのお客さんに音が届かないこともあったので、それも今回の課題でした。これまではそれを解消する為に、サイドにスピーカを吊ったりしていたのですが、そうすることも必要なくなりました。サービスエリアはすべてカバー出来ています。

―取り付けの際、ご苦労は?
撤去も吊りこみもスタッフがやりまして、なかなか大変でしたね!3日間で設置セッティングしました。取り付けたその週から使用しました。我々はほとんど空き日がないので、短時間で取り付ける必要があります。私たちのスピーカは、ほぼ365日鳴り続けています。タフさも重要ですね。
本多劇場グループの最新情報は、公式サイトでチェック出来ます。
本多劇場公式URL:http://www.honda-geki.com/
| Equipment list (extracr) | |
| EVF-1152S/96(L,R) | ×2 |
| EVF-1122S/126(近距離) | ×1 |
| EVF-1152S/66(遠距離) | ×1 |
| DC-ONE | ×2 |
| Q1212 | ×3 |
| ZX3 | ×2 |
EVI AUDIO JAPAN, Jun 2011
(プレスリリース内にある写真、画像は(株)イーブイアイオーディオジャパンの許諾なしに転用、転載することは禁止されています)
